日本でのイタリア料理レストランの普及

日本でのイタリア料理レストランの普及

日本では、1950年にアントニオ・カンチエミというイタリア海軍の最高司令官付きの専属コックが西麻布にイタリア料理の専門店をオープンしたのが本格的なイタリア料理レストランの始まりと言われております。

 

 

 

少し遅れて1952年にイタリア人コックのジュゼッペ・ドンナロイヤが神戸に純イタリア料理レストランをオープンしました。しかし、日本人が日本人のための本格的イタリアの家庭料理を紹介したのは六本木のキャンティです。

 

 

 

イタリア大使館にいた佐藤益夫をシェフとすることに加えてイタリアに住んでいた経験のあるオーナー夫婦のアドバイスでイタリーの家庭料理と日本人に合う味覚を加えて日本人によるオリジナルイタリアンを創作しました。

 

 

 

川添オーナーは日本とイタリーやフランスとの文化交流を手がけたプロヂューサーでもありましたので、彼らのセンスと人脈に引き寄せられたアーティスト達が数多く愛用するレストランとしても知られている存在です。

 

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それまでは日本での西洋料理の中心はフランス料理でしたが、キャンティーの出現で次第に日本の芸能人やアーティストたちを通じて一般の人達にも広がって行きました。しかし、この時期はイタリアンのための食材が普及しておりませんでしたので、キャンティーは日本の食材を上手に利用することで独特の料理を創作してゆきます。

 

 

 

特に、オリーブオイルは有りませんでしたのでサラダ油を利用していましたし、バジルの代わりにシソの葉を使ってバジルスパゲッティを作り名物パスタになりました。